最終更新日:2024年1月29日
土岐口財産区


管理者挨拶


管理者 加藤淳司土岐市長 本市では、豊かな緑と美濃焼の伝統を守り、地場産業の振興と新しい企業の誘致による地域の活性化に努めるとともに、行財政改革を進める中、市民の皆さまが自信を持って誇れるまちを実現できるように取り組んでおります。
 土岐口財産区は、明治22年(1889年)、当時の土岐口村と高山村が合併して土岐津町が発足しましたとき、土岐口村の広大な山林と良質で豊富な窯業資源等の財産を、「土岐津町の一部」と称して、土岐津町とは別に管理・運営・処分を行うようになったのが始まりです。以来、区民の共有財産という認識のもとに、長年にわたり大切に管理されてまいりました。
 現在も、窯業資源を有する広大な鉱区の維持や、財産区有地の貸し付け等を行い、先人達が守り続けてきた財産の管理を行っております。
 今後とも、財産区議会とともに、適切な財産管理に努めてまいりますので、区民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

土岐市土岐口財産区
管理者 土岐市長 加藤 淳司



お知らせ


現在お知らせはありません。



歴史


 明治22年7月1日、当時の土岐口村と高山村が合併し、土岐津町となりました。このとき、土岐口村には、広大な山林と良質で豊富な窯業資源があり、村民はこれらの財産を村民の共有財産という意識で管理運営してきた長い歴史的な経緯がありました。合併に際して、これらの土岐口村の財産は、土岐津町に統合することなく旧来の慣行に従って、そのまま旧土岐口村に存続することが認められ(明治23年3月27日県知事許可)、土岐郡土岐津町区議会条例が制定され、旧土岐口村の従来の共有財産は、「土岐津町の一部」と称して管理運営及び処分が行われることになりました。
 昭和30年2月1日、町村合併促進法に基づき、土岐津町をはじめ近隣5町3村が合併して、土岐市が誕生しました。 その際、旧町村有の財産及び営造物の処分に関する協議に基づき、土岐口財産区はその存続が認められました。これを受け、昭和30年12月、土岐郡土岐津町区議会条例を廃止し、土岐市土岐口財産区議会条例が制定されて、現在に至っています。

★財産区は、昭和22年に制定された現行地方自治法(第294条~第297条)において「市町村及び特別区の一部で財産を有し若しくは公の施設を設けているもの」と定義され、特別地方公共団体としてその存在が認められたとともに、財産区に関する基本事項が定められました。


沿革


 東濃地方は、良質な陶磁器用粘土が豊富なことから、1,400年以上の歴史を持つ古来からの焼き物の産地で、わが国の窯業、とりわけ伝統的な美濃焼陶磁器産業地帯を形成してきました。
 土岐口財産区有地には、この重要な窯業資源が広い区域にわたり埋蔵されており、この窯業資源を採掘し取得するために、鉱業法に基づく採掘権を設定し、その鉱区面積は約857ヘクタールに及んでいました。
 その一部は、昭和34年に、土岐口財産区の直営として中山鉱山を開山し、耐火粘土・カオリンの採掘・販売をしてきましたが、平成29年3月をもって当鉱山の営業は終了しました。
 平成24年度から中山鉱山跡地の土地利活用方針を検討し、平成26年度に進出事業者を決定しました。平成29年度から令和4年度まで土地開発事業を実施し、令和4年10月に大型商業施設が開業しました。
 財産区有地は、 2.92k㎡で市全体の2.52%になります。


議会


 明治23年より現在に至るまで、土岐口財産区議会(議員10名)で、議会運営を行っております。現在は、定例会(年2回)、全員協議会(月2回)を実施しており、財産区の運営について、協議をしております。


議会議員


任期:令和6年1月29日~令和10年1月28日
役職 議席番号 氏名 写真 生年
  1 あらい ひろしげ
新井 紘茂
新井 紘茂 S 29
2 みやけ じょう
三宅 錠
三宅 錠 S 44
副議長 3 いとう えいじ
伊藤 栄二
伊藤 栄二 S 29
4 むとう さだお
武藤 定夫
武藤 定夫 S 30
5 かとう たつや
加藤 達也
加藤 達也 S 33
議長 6 ひらい のぼる
平井 昇
平井 昇 S 28
7 ふじわら せいじ
藤原 誠司
藤原 誠司 S 28
8 とらざわ けんじ
虎澤 謙二
虎澤 謙二 S 29
9 はせがわ とみいち
長谷川 富一
長谷川 富一 S 28
10 みずの たかお
水野 隆夫
水野 隆夫 S 27


お問い合わせ


詳しくは下記までお問い合わせください。

土岐市役所内 土岐市土岐口財産区事務所
〒509-5192 岐阜県土岐市土岐津町土岐口2101
TEL 0572-54-1111(代) FAX 0572-55-1367